グリフォン・フォーヴ・ド・ブルターニュが語るある日の暮らし
太陽とともに目を覚ますと、ヒースの露の香りに鼻がピクピクする。飼い主は、僕がドアのところで跳ねるのを見て笑う。ざらざらの被毛はもう夜の気配を振り払っている。野原に向かい、草の束ごとにクンクン嗅ぎながらジグザグに進む。ウサギの跡を見つけて嬉しそうに一声吠える。追いかけるためじゃない、ただ自分が生きているって世界に伝えるためだ。飼い主が優しい口笛で呼び戻すと、尻尾を振って跳ねていく。長い散歩の後、岩の上に座り、飼い主の膝に寄りかかる。耳を掻いてもらいながら、こう思う。今日は最高の一日だって。
お遊びの創作話です。アドバイスではありません。